<この記事は2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震直後にInstagramで公開した内容に加筆・修正を行ったものです>
2017年9月末に東京をスタートした「かぶりもの犬まんぺい全国行脚の旅」ぼくたちは、車中泊仕様に簡易改造した商用バン(NV200バネットバン)で車中泊メインで旅を行ってきました。
この車中泊の経験が、災害発生時にペットとの車中泊を余儀なくされた時のお役に立つのではないかと思い4回に分けてお伝えするシリーズ
第3回目は、使用頻度の少ない物を入れるボックスについて

使用頻度は少ないが旅に必要と思われる物を入れていたボックスの中身は以下の通り

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⏹️使用頻度の少ない物 タオル2枚、シャンプータオル、蚊取り線香、マナーベルト、尿とりパッド、ペット用紙おむつ(マナーウェア)、 消臭スプレー、アルカリ電解水のクリーナー、爪切り⏹️ストックの品 フロントライン、歯磨きシート、ウエットシート、トイレットペーパー、エチケット袋⏹️予備の品 リード、餌と水を入れる容器、おもちゃ⏹️コロコロ粘着シート⏹️空のペットボトル⏹️狂犬病及び予防接種の証明書----------------以上上記リストには、実際旅をしていてあまり使わない物もありました。なので、この中から災害発生時におけるペットとの車中泊で最低限必要なものと思われるものをピックアップしてみました。
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🔺使用頻度の少ない物
マナーベルト、尿取りパッドorペット用の紙おむつ、シャンプータオル
🔺ストックの品
ウエットシート、トイレットペーパー、エチケット袋
🔺予備の品
餌と水を入れる容器、おもちゃ
🔺コロコロ粘着シート
🔺空のペットボトル
🔺狂犬病及び予防接種の証明書
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以上
◎補足説明🔺使用頻度の少ない物 マナーベルト、尿取りパッドorペット用の紙おむつ、シャンプータオル不慣れな車の中での生活で粗相してしまう可能性が高いのでマナーベルトと尿とりパッドは必要になるでしょう。ペット用の紙おむつでも良いですが非常時における入手のしやすさとコスト面から人の介護用の尿とりパッドの方が値段も安く機能的にもペット用と比べて劣ることはありません。あと、赤ちゃん用の紙おむつにしっぽの穴を空けてあげてもペットのオムツとして使うことができることも追記しておきます。避難生活中は、シャンプーしてあげることもできないでしょうから体を拭いてあげるシャンプータオルも用意しておくと良いでしょう
🔺コロコロ粘着シート
ペットと車中泊すると車のシートや衣服・寝具にどうしてもペットの毛がついてしまうためコロコロ粘着シートは必需品です
🔺空のペットボトル
空のペットボトルはペット用の水を貯めておくためのもの
🔺狂犬病及び予防接種の証明書
旅をしている時は、ペットホテルに預る時やドッグランに入る際に提示されることが多いので用意していました。
災害発生時の場合、ペットとの車中泊が困難で普段利用していないペットホテルに預ける可能性もあります。
また、屋外生活でペットが失踪して行方不明になることも考えられます。その際、狂犬病予防接種時に発行された登録(鑑札)番号を警察や保健所等に届け出ることも考慮し用意しておくと良いでしょう。以上※災害及び避難生活を経験した上での知見ではないので、あくまでも参考レベルに留めて頂き防災準備の一助になれば幸いです。